お久しぶりでございます。前回を読み返してみると「Raspberry Pi 日記(第7回 どのようなコマンドを実装するか思案中です)2017年5月15日」となっておりました。

随分と放置してしまいましたので、色々と忘れてしまいました。実を申しますと、「My Raspberry Pi」にTeratermでログインするためのパスワードも忘れてしまい最初からやり直す覚悟までしました。ですが、なんとか思い出すことに成功しました。

そういう状況ですので、リハビリを兼ねて、私の「Raspberry Pi」で、本連載に関係のあるソフトウエア環境について書きます。(次回からは、プログラムに戻ります!)

1.ビルドしたソフトウエアの管理アプリケーション「paco」

私の「Raspberry Pi」では、ビルドしたアプリケーションを管理するために「paco」を使っています。「paco」は、2014年で更新を終了しており、現在は時期プロジェクトの「porg」に移行しているようです。そのうち移行するつもりです。

paco --version
paco –version
paco -a
paco -a

[ paco –version ] で、バージョンを調べることができます。
私の環境では、paco-2.0.9です。
[ paco -a ] で、pacoで管理している全アプリケーションを表示します。
私の環境では、hts_engine_API-1.10, julius, open_jtalk-1.10 です。

2.Raspberry Pi にしゃべらせるための、Open JTalk

「Raspberry Pi」にしゃべらせるために、Open JTalkを使っています。
インストールしたバージョンは、[ hts_engine_API-1.10 ],[ open_jtalk-1.10 ]です。

3.Raspberry Pi に音声認識させるためのエンジン、Julius

音声認識のエンジンは、Julius をインストールしました。

julius -version
julius -version

[ julius -version ] で、バージョンを調べることができます。
私の環境では、JuliusLib rev.4.4.2.1(fast)です。

4.プログラム開発ツール、Python

プログラムの開発ツールは、Python を使用しています。

python -V
python -V

[ python -V ] で、バージョンを調べることができます。「V」は大文字です。
私の環境では、Python 2.7.9です。会社のエンジニアの皆さんは、Python3を使用しています。次回はまず、Python3の環境を作るところからやってみたいと思います。

それでは、今日はこの辺で・・ (Yoshi.)